おならがでてしまうと、周りの人を不快にさせたり、自分自身も嫌な思いをしますよね。
なぜかいつもお腹が張っていて、おならが出ないように我慢していませんか?
おならは体の状態に敏感な腸の活動が関係しています。
そのため食べ物やストレスなどさまざまな要因がおならの原因となります。そこで、食生活の改善やストレス解消の方法についても触れながら、おならを減らすためのアドバイスを紹介します。
また、消臭グッズやおならを抑えるサプリメントなどの商品情報も掲載しているので、おなら対策を始めたい方にも役立つ情報が満載です。
ぜひ、この記事を参考にして、快適な生活を送ってください!
おならの正体は飲み込んだ空気とガス
おならの9割は、食事の時に一緒に入った空気です。残り1割は、腸での消化に際に発生したガスです。
ガスは成人で最大1500mlほどになりますが、ほとんどが血液に吸収され肺から出ていきます。
全体の1~2割(150~300ml)がおならとして、おしりから排出されます。
おならの対策1:食生活の改善
おならには、私たちの体にとって重要な役割があります。それは、食べ物を消化したときにでたガスを排出することです。
つまり、おならが出るのは、食べたものが体内で消化される過程で、出てくるガスがたまってしまったからなんです。
そのため、おならの原因は食生活にあることが多いです。
おならがでる原因1:食物繊維
豆類やキャベツ、玉ねぎなどの食材には、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は、主に腸で消化されます。腸内では菌が分解をするため、ガスが発生します。
食物繊維は、お通じが良くなるなど良い面もありますが、取りすぎるとおならのもととなります。
おならの出やすくなる食材
おならが出やすくなる食材
- 食物繊維・・・豆類、イモ類、キャベツ、ネギ、きゅうり
おならの原因2:動物性食品
肉などの動物性食品は、消化後に悪玉菌となり、臭いガスを発生しやすくなります。また、悪玉菌が増えることで腸内環境が悪化し消化不良や硫黄ガスの発生の原因となります。
おならが出やすくなる食材
- 肉類・・・牛肉、豚肉、鶏肉など
おならの原因3:乳製品
牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素が少ない人がいます。そのような体質の人は牛乳を飲むをすぐにお腹がゴロゴロしたり、便が柔らかくなります。
これを「乳糖不耐症」といいます。
分解しきれず腸まで到達した乳糖を腸内菌が分解して多量にガスが発生します。
このような体質の人は、腸内環境を整えるはずのヨーグルトなどの乳製品がが逆効果になることもあるので注意が必要です。
おならが出やすくなる食材
- 乳製品・・・牛乳、ヨーグルト
おならの原因4:炭酸飲料、ビールなど
炭酸の入った飲料を飲むと以下の理由でおならが出やすくなります。
- 炭酸の入った飲料は、飲むときに一緒に空気を飲み込みやすくなる。
- 炭酸は腸の動き活発にするため、ガスが発生しやすくなる。
- 炭酸水は、水と二酸化炭素に分解され、二酸化炭素(炭酸ガス)が溜まる。
おならが出やすくなる飲み物
- 炭酸水、炭酸飲料、ビールなど
まとめ:食生活とおならの関係について
ここまで読んで、食生活に思い当たる節はあったでしょうか?
お腹に良いと思っていた乳製品や食物繊維がおならの原因とわかって、驚かれたのではないでしょうか?
ここで紹介した食物繊維、肉類、乳製品、炭酸飲料を控えることでおならの改善が見込めます。
食生活がおならに影響するということを改めて意識することで、健康にも良い影響を与えることができます。ぜひ、バランスの良い食生活を心がけて、快適な生活を送りましょう。
それでもおならが出てしまう人は・・・