あなたの手のひらのほくろは大丈夫?
手相占いでは、手のひらにあるほくろの数や位置も大事といわれています。
手のひらにほくろがあること自体強運らしいです
でも、ちょっとほくろ自体にも注目してみてください。
手のひらのほくろには要注意
人間誰しも1個や2個はほくろがあります。多い人だと全身にあります。
ほくろがあること自体は、健康には問題ありません。
でも、それは本当にほくろでしょうか?
ほくろはメラノサイトの集まり
ほくろは、皮膚の中にあるメラノサイトという細胞が集まったものです。
メラノサイトはメラニン色素を含んでいるため、黒色をしています。
メラニン色素は、有害な紫外線を吸収し皮膚を守ってくれています。
ほくろに良く似た癌メラノーマ
メラニンを作りだすメラノサイトは、何かのきっかけで癌化することがあります。
それが、悪性黒色腫(メラノーマ)と呼ばれる皮膚癌です。
メラノーマには、末端黒子型黒色腫、結節型黒色腫、表在拡大型黒色腫、悪性黒子型黒色腫があります。
メラノーマの原因はいくつかありますが、紫外線によるDNAの損傷、メラノサイトに対する長期的な刺激などがあります。
手のひらは刺激を受けやすい
手のひらは物をつかんだり、たたいたりするときに刺激を受けます。
長期的な刺激は、メラノーマの発生と悪性化に悪影響を与えます。
そのため、手のひらや足の裏にほくろがある場合注意が必要です。
日本における悪性黒色腫の発生割合は、手のひらや足の裏など四肢の末端にできやすい末端黒子型(ALM)がもっとも多くなっています。
メラノーマは、皮膚癌の中で最も危険
メラノーマは、発生頻度は少ないですが非常に危険な皮膚癌です。
悪性化のスピードが他の皮膚がんと比べてダントツに早いため、5年生存率曲線が別枠で設定されています。
種類によっては発病して数週間~数ヶ月死亡することもあります。
癌の標準治療である抗がん剤、放射線治療にも抵抗性で効果がありません。進行が早いため早期にしか切除もできません。
ほくろと似ているため、手遅れになりやすい
メラノーマは、もともとはほくろと同じメラノサイトです。
そのため、ほくろに極めて似ており見わけがつきません。
そして、発見が遅れてしまい手遅れになることが多いのです。
手のひらのほくろは、数や大きさを記録しておこう
特に重要なのがほくろの観察です。
突然現れたほくろは特に要注意です。
手のひらのほくろは、定期的に数や大きさ、位置を記録しておくことをお勧めします。
これはそのまま占いにも使えますね
実際の診断に使われる診断基準
もし、ほくろに急激な変化があった場合は、この項目をチェックしてみましょう。
手のひらのほくろは、幸運を呼ぶといわれていますが、癌がまぎれている可能性もあります。定期的にチェックしましょう
メラノーマについてもっと知りたい方はこちらもお読みください。
https://www.globalcontent-collabo.net/category/health/melanoma/