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悪性黒色腫(メラノーマ)の種類と特徴

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悪性黒色腫(メラノーマ)の種類と特徴

皮膚を紫外線から守ってくれるメラニンは、皮膚の基底層にあるメラノサイトから作られます。

しかしメラノサイト自身は紫外線に弱く、癌化することがあります。

また、長期間刺激をうけることで癌化する場合もあります。

メラノサイトが癌化するとメラノーマとなります。

メラノーマは大きく分けると末端黒子型、結節型、表在拡大型、悪性黒子型に分類されますが、型によって少し性格が異なります。

末端黒子型黒色腫の特徴

末端黒子型黒色腫日本人にもっとも多いメラノーマです。全体の半数近くを占めています。

名称が示すとおり、体の末端(手のひら、足のうら、手足の爪)にできるメラノーマです。

褐色の小さな斑点が数ヶ月から数年かけて大きくなっていきます(前駆症状)。最終的にはじゅくじゅくした潰瘍のようになります。

爪にできた場合は、最初は黒い縦線ができて次第にシミのように広がります。

紫外線による影響は受けにくく、主に継続的な刺激が原因となります。40代以降の中年に多く発症しますが、若年でも発症例があります。

初期に見つかりやすいため、早期治療ができ予後も比較的良いメラノーマです。

日本人に最も多いタイプが末端黒子型黒色腫です。だから、手や足にできたほくろには注意が必要です。

結節型黒色腫の特徴

結節型黒色腫は、日本人に2番目に多いメラノーマです。全体の約3割を占めます。

末端黒子型と違い前駆症状なく突然、腫瘤や結節(硬いイボのようなもの)ができます。

メラノーマの中でも悪性度が高く、進行も転移もしやすいため極めて危険です。

40代以降の中年に多く発症しますが、若年でも発症例があります。特に若年で発生すると急激に進行してしまいます。

とにかく早期発見が重要なメラノーマです。

表在拡大型黒色腫の特徴

表在拡大型黒色腫日本では全体の約2割を占めるメラノーマです。主に長期間の紫外線の暴露が原因です。

メラニンの生成量が少ない白人では全体の6割を占めますが、黄色人種の日本人はメラニンの発生量が多いため約2割と少数です。

しかし、もともと色白の人や日焼けをたくさんする人は注意が必要です。

前駆症状として皮膚の隆起と黒いシミができ始めその後腫瘤を形成していきます。

長期的な紫外線の暴露が原因であるため40代以降で多くみられますが、若年でも発症する可能性があります。

日焼けをするところであれば、どこでも発生する可能性のあるメラノーマです。

悪性黒子型黒色腫の特徴

表在拡大型黒色腫日本人で一番発症が少ないメラノーマです。

前駆症状として黒いシミができ、その後ゆっくり大きくなっていきます。

進行すると皮膚の隆起がみられます。

主に高齢者の顔にできますが、進行が遅く治療しやすいメラノーマです。

>>> 国立がん研究センター がん情報サービス

手や足のほくろには要注意!

日本人は、末端黒子型黒色腫の割合が半分以上を占めています。

もし、手や足にほくろがある場合は注意深く観察してください。

気になるときは迷わず「皮膚科」へ!

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